日本ソフトウェア科学会30周年記念大会の初日
本日から始まりました。日本ソフトウェア科学会30周年記念大会。
うまく大会がスタートするか，ドキドキしながら初日を迎えましたが，大きなトラブルもなく，順調にスタートできました。毎日，気が置けない様々なプログラムが続くので，最後まで気が抜けませんが，少しほっとしています。
関係者の献身的な努力には胸を打つものがあり，心から感謝しています。そして，初日から沢山の参加者に来て頂くことができ，有り難いことだと思っています。
基本的に学会は，関係者のボランティア的な活動によって成立しています。日本ソフトウェア科学会は特にそうです。今年が30周年だから私は大学3年。大学4年の時に，同じ学科の先生から，手弁当の学会を作ったから，良かったら学生会員になってね，と言われたことを覚えています。
30年経った今も本当に手弁当の学会。今回，大会のプログラム委員長として（＆理事長として），ディープにこの学会の仕事をしていますが，99%ボランティアで成り立っているこの学会が今日ここまでやってくることができて，この学会は｢奇跡の学会」ではないかと思うほどです。
元米国大統領リンカーンの，ゲティスバーグでの演説に有名なフレーズ「...人民の、人民による、人民のための政治... (...government of the people, by the people, for the people...）」がありますが，この学会は本当に，of the researchers, by the researchers, for the researchersです。
