Think Real

リアルに考えよう

ハードよりもソフト,ソフトよりもサービスの時代のはずなのに

毎度のことだが,ドコモが19機種も出すそうである。今はスマホのシェア争いの正念場なのでやむを得ないことかもしれないが,ちょっと多すぎやしないか。ハードよりもソフト,ソフトよりもサービスなのが未だにわかっていないのだろうか。こんなに出して,作る側も,買う側も「消耗戦」なのでないか。

デジャヴュである。昔,パソコンが広まる前,日本語ワープロ専用機が市場を席巻した時代を思い出そう。やはり,夏モデル,冬モデル等があった。一家に一台で,一人一台の人もいた。新製品は機能が増え,買い換え圧力が掛けられた。今も,携帯電話における,いわゆるガラケー,業界で言うフィーチャー・フォンが正にこのビジネスモデルだ。

スマホも同様なのか? アップルがこの分野でどうやっているか考えてみよう。そして,スマホ分野だけでなく,パソコン分野も。

報道発表資料:2012夏モデルに19機種を開発(NTTドコモ,2012/5/16)