Think Real

リアルに考えよう

「加藤和彦」とバンジョー

3月9日きたやまおさむアカデミックシアター 「加藤和彦物語」は,北山修と加藤和彦が出会うところから話が始まりました。

有名な話なのですが,Men's Club(メンズクラブ)という,当時,ほぼ唯一と言っても良かった有名男性向けファッション雑誌の最後の読書ページに,フォークグループを作ろうという加藤和彦の投書が掲載された。これをきっかけに北山修と加藤和彦が出会った。この話は聞いたことがあって,私も知っていたのですが,驚いたのは,そのときの雑誌表紙(Men's Club,1965年9月号)。その表紙がスクリーンに大きく表示されました。北山修はこの雑誌を未だに大事に保存しているらしい。これを観て私は驚きました。何とバンジョー。アイビールックらしいモデルが持っている。下記ブログページでコピーがご覧頂けます。

ブログ:「MEN'S CLUBが結成のきっかけでした」

そして驚いたのは,加藤和彦による投書文面。これもスクリーンに表示され,また,上記ブログページで現物コピーがご覧頂けます。

フォーク・コーラスを作ろう。当方、バンジョーと12弦ギター有。フォークの好きな方連絡待つ。(加藤和彦)

えっ,「加藤和彦」はバンジョーやってたの? そしてメンバー募集のMen's Club表紙にもバンジョー。当時はバンジョーは日本人にとって目新しく,新鮮な「グッズ」だったのでしょうね。

私は中学の時からバンジョーを弾いていますが,こんな因縁があったとは。