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生物学用語であった「ニッチ」

現在,日常会話でニッチと言えば「ニッチ市場」のことを指すことが多いと思う。

Wikipedia「ニッチ市場」より:

市場全体の一部を構成する特定のニーズ(需要、客層)を持つ規模の小さい市場のこと。狭義には、その中でも商品やサービスの供給・提供が行われていない市場とされる。隙間市場(すきましじょう)ともいう。

「ニッチ」は生物学での用語で,さらにその語源は,像や装飾品を飾るために寺院などの壁面に設けた窪み,であったと学んだところ。

生物学におけるニッチ(Wikipedia)は,生態的地位を意味する。1つの種が利用する、あるまとまった範囲の環境要因のこと。

しかし,生物学で語られる「ニッチ」も,人間経済,人間社会,あるいは,IT業界に見られる現象によく似ていることが興味深い。