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「グローバル企業」

【宋文洲のメルマガの読者広場】無理にグローバル企業になる必要はない
グローバル企業では社員が英語を話すべきだと考えるのは愚かです。顧客と社員の言葉に経営陣が合わせるのがグローバルなのです。日本なら公用語が日本語、中国なら公用語が中国語。それがアメリカなら公用語が英語と同じことなのです。

中国という巨大市場に本気で進出すると考えるならば,進出部隊が学ぶべきは,中国語と中国の歴史・文化でしょうね。また,中国語を学ぶのは一朝一夕にはいかないでしょうから,よい通訳スタッフを確保することが重要。外国が堪能な人は,その「外国」の歴史・文化に通じてることがしばしばです。フランス,イタリアに本格進出するときも同様。

外国企業が日本に本格進出しようと思ったときも同様でしょう。英語よりも日本語,そして日本文化の理解。